低温反応制御システム
低温の冷媒を供給
液化窒素の冷熱を利用して冷媒を冷却し、これを化学合成などの反応槽を冷却する冷媒として利用。冷却温度は+130~-100℃までの範囲で温度コントロールが可能で主に製薬分野やファインケミカル分野で活躍しています。
VOCリカバリーシステム
低温で溶剤回収
プロセス排気ガス中に含まれる溶剤を低温凝縮方によって凝縮、回収する装置です。冷媒は、液化窒素で冷却するため、-100℃といった低温冷媒での処理が可能。また、防爆エリアの設置も可能です。
コンクリート冷却
夏場の打設に
打設前にコンクリート温度を管理するため、液化窒素を混合し冷却します。アジテーター車への直接投入が可能な設備もリースしています。
低温粉砕システム
低温で粉砕
熱可塑性樹脂、機能性樹脂、食品等の素材を液化窒素の冷却で脆化し、粉砕機で粉体にすることで、常温環境下では不可能だった「ひげのいない形状」や「微細な粒径」が可能。熱を加えると変質してしまう漢方薬や医薬品、香りが飛んでしまう食品にも活用されています。
液化窒素式凍結乾燥機
急速凍結&乾燥
真空凍結乾燥機の低温部分を、より低温にすることができます。乾燥時間の短縮、製品の急速凍結が可能。ワクチンや培養製剤の製造分野で注目されています。
土壌凍結
低温で硬化
シールドマシン発進時における掘削開始場所の土壌凍結や土壌サンプル採取時の土壌凍結を“凍結時間が早い液化窒素”で行っています。
バリ取り装置
低温でバリ取り
ゴム製品の製造過程で発生する「バリ」を低温冷却とショット材で取り除く装置。従来の手作業を機械により自動化が可能となりました。
低温ガス供給装置
低温のガスを供給
液化窒素を利用し気体を冷却する装置。気体は半導体の環境試験装置や特殊部品の冷却、切削工具の冷却に利用されています。
ガス加湿装置
湿度がコントロール可能
露点が低い窒素ガスやアルゴンガスを高精度に加湿する装置です。対象ガスと水とが直接接触しない高分子膜を利用し、約80%まで加湿可能です。